- せっかく一眼カメラを買ったのだから一眼ならではの写真を撮りたい
- 一眼カメラを買ったは良いけど普通の写真しか撮れない
今回はこんなお悩みを抱える皆さんに向けて、誰でも簡単にできる「カメラテク」をご紹介します。
みなさん こんにちは。
フジくま(@フジくま)です。
初めての一眼カメラってドキドキとワクワクが止まりませんよね?!
私も数々のカメラを手にしてきましたが、やっぱり一番最初にカメラを手にしたときの喜びや高揚感は今でも忘れません。
とは言うものの、いざ使い始めてシャッターを切ってみると「さすが一眼クオリティ!」と驚いたのも束の間、なんだか普通の写真のように見えてきてしまいます。
自分が思い描いた一眼の写真はこんなんじゃない!!
もっと背景がボケて、キラキラして、印象的な写真が撮りたい!
そんな欲が出てくるものです。
ということで
今回は「誰でも簡単に実践できる 簡単カメラテク 6選」をご紹介していきましょう。
カメラの設定や被写体と背景(前景)の配置まで、できるだけ簡単に詳しくご案内するので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
それでは早速やっていきましょう。
カメラ初心者でも簡単に実践できる カメラテク 6選
玉ボケ写真
木漏れ日やイルミネーションのように小さくキラキラした光を見つけたらチャレンジしてみよう!
玉ボケとは小さな光がボケて、丸い玉のように見える撮影テクニックです。
木漏れ日やイルミネーション、水辺、雨上がりの晴れ間などキラキラした小さな光や反射が得られる場所で撮影することができます。
- キラキラとした夢のような世界観を表現できる
- 幻想的な写真に仕上がる
- おとなしい世界を華やかに見せることができる
- 写真の主役を決めたら、背景にキラキラした光(木漏れ日やイルミネーションなど)が見える角度を探す
- F値はできるだけ低くする(この方が光が丸くなる)
- 主役にピントを合わせ、シャッターを切る
前ボケ写真
主役とカメラの間に別の被写体を挟むだけで、まったく印象の違う写真に仕上がるで!
前ボケ写真とは、主役の前に別の被写体(植物など)わざと入れ、手前に入れた被写体をわざとボケさせることで主役を引き立たせる撮影方法。
なんとなく物足りなさを感じる時に空白を埋めるように前ボケを配置するとキレイに収めることができます。
花の撮影や人物の撮影の時に用いると幻想的な印象に仕上げることが可能です。
- ふんわりした世界観を演出できる
- 立体感や奥行き感を演出できる
- 物足りない場所を埋めることができる
- 写真の主役を決めたら、主役とカメラの間に挟む副題を探す
- カメラと主役の間に副題を入れ、可能な限り副題に近づく
※副題に近づくほどボケが大きくなります - 主役にピントを合わせ、シャッターを切る
ハイキー
ふんわりとした柔らかく明るい雰囲気に仕上げたい時に有効なハイキーを見ていこう
ハイキーとは、わざと露出をオーバー気味にして撮影する簡単テク。
目で見る明るさよりも わざと明るく撮影することで、明るいイメージを持たせることができます。
動植物や人物、食べ物、飲み物など幅広いシーンで使用できる上に難しい設定も必要ないため、とても使いやすいテクニックの一つとなるので、ぜひマスターしましょう。
- 主役の色鮮やかさが引き立つ
- どんな天候でも明るい雰囲気に仕上る
- ふわっとした柔らかい雰囲気になる
- 写真の主役を決める
- 露出を+2~+3くらいを目安に設定する(背景は多少白飛びしてもOK)F値が小さいとさらに良い
- 主役にピントを合わせて、シャッターを切る
※明るくなりすぎと感じたら少しず露出を下げながら調整する
ローキー
スポットライトが当たったように主役のみを引き立たせたいならローキーがおすすめ
ローキーとは、わざと露出を低く設定し、目で見た明るさよりも暗く撮影する撮影テク。
主役に光が差し込んでいる時など背景との明暗差が大きいほど神秘的で印象に残る写真に仕上げることができる。
朝日や夕日が差し込む場所や森の中、日陰の中に主役を見つけたらチャレンジしてほしい。
- 主役が浮かび上がるような神秘的な雰囲気を出せる
- トーンの落ち着いた大人っぽい写真になる
- 主役にスポットライトが当たったような印象的な写真になる
- 日陰や木々の下などやや暗い場所で光の当たる主役を決める
- 露出を-2~-3を目安に設定する(多少背景が黒つぶれしてもOK)
- 主役の中でも光が当たっている場所にピントを合わせ、シャッターを切る
シルエット
逆光の環境では、逆行を上手く使って主役をあえてシルエットにすることで印象的な写真に仕上げよう
シルエットとは、主役の後ろから光が当たる状態(逆光)とセットで、主役をあえて輪郭だけする撮影テクニックです。
主役を全て見せないことで、写真を見る人に想像させる余地を残し、印象的な写真に仕上げることができます。
夕日や朝日など光が上ではなく横から差し込む場面で挑戦してみましょう。
撮影できる時間帯や条件はある程度限定されますが、人物や動植物、街並みや建物など様々なシーンで使うことができます。
- 主役を全て見せないことで印象的な写真になる
- 主役を輪郭だけで際立たせ、存在感を高める
- 背景が明るく、手前が暗い場所で主役を決める(逆光)
- 主役の特徴が現れるように主役の角度や撮る角度を調整する
- 露出は±0~-1程度に調整
- 主役にピントを合わせ、シャッターを切る
ピント外し
わざと主役ではなく、背景にピントを合わせ、主役が見ている風景や物にスポットを当てることで別の伝え方ができるで!
ピント外しとは、あえて主役ではなく主役の背景や主役の視線の先にある物にピントを合わせることです。
人物の後ろ姿と風景を一緒に撮りたいときや動物の視線の先にある物にスポットを当てることで、その時の心境などを表現できます。
広大な風景と人物、動物と物といったように、あえて主役とは別のものにピントを合わせてみるのも面白いですよ。
- 主役の置かれている状況や考えていることをつたえることができる
- 同じような写真が続いたときの味変
- 主役の後ろ側(背中側)に立つ
- 主役の視線と同じくらいの高さにカメラを構える
- F値はできるだけ小さく
※可能な範囲で主役に近づくとボケが大きくなる - 主役の目線の先にピントを合わせ、シャッターを切る
撮り方としては前ボケとほぼ同じです。
主役に近づくことでボケを大きくできますが、ボケ過ぎも良くないのでバランスを大切にしたいところ。
まとめ【カメラ初心者でも簡単にできる撮影テク】
今回はカメラ初心者でも簡単に実践できる撮影テクニックを6つご紹介させていただきました。
ハイキーやローキーはスマホカメラでも可能な撮影テクニックなので覚えておいて損はなし。
スマホカメラ写真の印象も変わるはずです。
どのテクニックも露出や主役と光の位置に気をつけるだけで簡単に実践できて、写真のクオリティがグッと上がります。
少しずつ練習して、お気に入りの写真を増やしていきましょう。
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